「会社の上司と折り合いが悪い」
「苦手な人がいる」
「あの人に嫌われてるんじゃないか?」
「彼を好きだけど、彼はどう思っているの?」
「ストレスから、お金を使ってしまう」
などなど、これら全ては広義において人間関係の悩みですよね。
人間関係は、あなたを成長させてくれることにも繋がりますが、間違った悩み方をしてしまうと、「生きづらさ」に繋がります。
その悩み方が正しいのか、本記事から参考にしていただければと思います。
人間関係の悩みは、あなたの「考え方」にある
人間関係で悩むとき、憂鬱になってしまったり、気持ちが落ち込んだりしてしまいますよね。
いつまで経っても、嫌な気持ちが頭の中をぐるぐると巡回して、考えるだけで疲れてしまうほどエネルギーを使います。
そんな考え方には、癖があります。
あなたの悩みにどんな癖があるのか?読み解いていきましょう。
嫌いな相手に執着、依存している
厳しい言い方に聞こえてしまいますが、あなたは相手に「執着している」ことはありませんか?
「あいつが嫌いだ」「彼の行動が鼻につく」など一見、執着とはかけ離れた、真逆のように感じますよね。
しかし、相手の嫌な部分が気になるということは、相手のことを「気にしている」状況なのです。
なので、嫌いな相手の顔を見ると、つい心が反応してしまいます。
確かに、「嫌い」「苦手」などと感じる相手から過去に傷つけられたことや、嫌な気持ちにさせられたことがあったかもしれません。
そのせいで、心が拒否反応を起こしていることや、「これ以上傷つきたくない」といった気持ちから自然と距離を置いている可能性も。
でも、その心をよくよく分析していくと、相手を嫌っているはずなのに、嫌いな相手のことばかりを考えていませんか?
嫌いな相手なら、そんなに考えなくてもいいのに…
それでも嫌いな相手のことを考えてしまう根底には、あなたの執着や、相手への「嫌い」という依存心が隠れています。
え?それって依存心なの?
依存や執着と聞くと、「大好きな彼から離れたくない!」「この服は、手放したくない!」などというように、どちらかといえばあなたの「好き」なものを中心に考えてしまいますよね。
しかし、考える時間が長ければ長いほど、相手に対する気持ちも深くなってしまいます。
もしかすると、あなたは嫌いな相手に対して「この嫌な気持ちに気づいてよ!」などと、相手に求める気持ちがうまく相手に伝わらず、モヤモヤしているのかもしれません。
だって、もし本当にどうでもいい相手なら、気にも止めないですよね?
そこをあえて気に留めてしまうと言うことは、やっぱり、相手に求める気持ちが隠れているのかも。
なので、私個人の対処法としては、嫌な相手のことを考えてしまったとき、「あれ?ずっとあの人のこと考えてる。これは、執着かもしれない。」と振り返り、「相手のどんなことに嫌な気持ちを感じたの?」と分析していきます。
そうすると、相手への「嫉妬」だったり、「気づいて欲しい」とか、「本当はもっとうまくやりたいのに」など、といった本当の気持ちが炙り出されてきます。
ここまで自分の気持ちを分析できるようになると、答えが出た状態になるので、その後の悩み方は軽くなります。
また、どうやってその気持ちに対処していけばいいのか?次の行動を早く見つけられるようになるのでおすすめです。
責任転嫁
人間関係で悩んでいる、その悩みの根源は、あなた自身に潜んでいることがあります。
たとえば、あなたが仕事で小さなミスをしてしまったとき、同僚から「あれは、ないよね。」なんて、言われてカチンときた経験はありませんか?
でも、まずはミスを起こす前に「未然に防げなかったのか?」などミスを起こしてしまったことに反省しましょう。
同僚の言い方や、配慮が足りない点があるかもしれません。
しかし、あなたが次に同じミスを起こさないように心を改めることがポイントです。
そんな言い方をしてしまう同僚も、あなたと同じようなミスをしてしまうかもしれません。
また、相手を自分のように置き換えて考えることができない淋しい人なのです。
それでなければ「そんなミスで落ち込まないで。次、頑張ろうよ。」などと落ち込む相手を気遣える言葉だって言えるはずですよね。
そんな同僚の心の奥には、あなたをライバル視していることも考えられますし、自分があなたより優れていると思いたい気持ちがあるのでしょう。
そんな相手に悩まされ、時間を使いながら嫌な気持ちに浸ることは、いいこととは言えません。
あなたを悩ませ、嫌な気持ちで過ごす時間を同僚のために使っていてはもったいないのです。
これも、一種の責任転嫁からの執着です。
そんなことに時間を費やすより、「次のプレゼンでは、画期的な面白いアイデアを提案するぞ!」など、前向きなことに時間を費やす方が、よっぽどあなたの心も時間も有効に使うことができますよ。
自分を「かわいそう」と思っている
人間関係で悩む多くの人は、知らず知らずのうちに自分のことを「かわいそう」と思っています。
「自分は、何をやってもダメだ。」「あの人は、いつも幸せに見える。」「どうせ、私なんか…」これらの言葉、全ては自分を「かわいそうな人」と思っていることが原因になっているのです。
自己肯定感が低いことはもちろん、相手と比較してしまう人も自分は相手より上か下か?といった簡単な判断で、(相手の背景も知らずに)勝手に判断を下してしまうのです。
相手のことを見えたままでしか判断しないので、相手の苦労などを想像することができません。
幸せに見える相手でも、さまざまな苦労を見せないよう、振る舞っていることもあるのです。
自分を卑下してしまう人の多くの心の奥底には、自分に自信が持てないことがあるようです。
そのため、発言もネガティブになっていることや、常にイライラしていたり、他人と比較してしまうことから、自分が不幸だと思い込んでしまうんですね。
また、この考え方自体が癖になってしまっているので、何かあれば常に「私って、かわいそう。」とか「私って不幸」と思ってしまいます。
このような考え方の人は、とても真面目で、好き嫌いがはっきりしてることや、失敗が許せず、完璧を求めてしまうこともあるでしょう。
しかし…
人は、失敗するもの。
完璧な人間なら、生まれ変わって来ないのです。
どんなにお金持ちの人でも、優れた人でも、人間である以上、たくさんの失敗をして生きているのです。
失敗したことがなく成功した人間は、1人もいません。
天才と称されたアインシュタインの言葉に、
『失敗や挫折をしたことがない人とは、何も新しいことに挑戦したことが無いと言うことだ』
と言う言葉があります。
もし、失敗したことがないなら、挑戦していないのではないでしょうか?
また、過去の挫折や失敗がトラウマになり、「かわいそうな自分」を作り上げてしまっているのかもしれません。
今日から、そんな「かわいそうな自分」とは別れましょう。
失敗してしまうことを極端に怖がらないでください。
また、周りの目を気にしすぎてしまうのもよくありません。
何をしても文句を言う人はいますので、いちいち気にしていては行動すらできません。
人は、失敗するものです。
失敗の数が多ければ、それだけたくさんの経験を積み増さね、人が磨かれていくのです。
それを怖がり、何もしないのは、「かわいそうな自分を擁護している自分がいる」のです。
本当に自分を愛しているなら、擁護せずに旅をさせてあげましょう。
ただし、そこには自己責任が伴うことを忘れないでくださいね。
誰かのせいにして生きる人生では、またかわいそうな自分に戻ってしまいます。
「あの人のせいで、自分が不幸になる」など、また相手のために時間を費やすことになりますので、自立するためにも自己責任と言う意識を持つことが大切です。
【人の悩み別】人間関係の悩み
人の悩みは尽きないもの。
しかし、人間関係の悩みにもそれぞれの特徴があります。
ここからは、悩み別に人間関係の悩みについて一緒に考えていきましょう。
人間関係の悩み①仕事や上下関係
上司と部下、先輩と後輩など、上下関係に悩む人は少なくありません。
先輩後輩関係は、部活や学校などを通して知り合うことから、お互いに気の許せる関係でもあります。
しかし、仕事となれば話は別。
上司と部下との関係が悪ければ、会社の実績などにも影響を与えるかもしれません。
苦手に思う人とも、意見を合わせ、会社のために働いて行かなければならないのが仕事です。
しかし、あなたと同じ職場に集まる人は、当然、あなたとご縁のある人たちです。
苦手に感じる上司や、いうことを聞かない部下だって、あなたを成長させてくれるために、会社を通してあなたとご縁がある人なのです。
会社での人間関係をよくよく分析していくと、あなたが「苦手」や「嫌い」と思う人の中にあなたの欠点が隠れていることもあります。
上司の威圧的な態度を苦手に感じている場合、どんなところがイヤなのか考えてみましょう。
たとえば「締め切りを急かされることが嫌」「何をやってもダメと却下される」など、と感じているなら、今の自分を見直すチャンスかもしれません。
「締め切りを急かされることが嫌」なら、いつも仕事が締め切りギリギリで提出している書類があるかもしれません。
少し余裕を持って仕事を手につけるなど、締め切りギリギリにならないようにしてみるのも一つの方法です。
もしかしたら、上司はあなたが提出してきた書類を再度確認し、調整しなければならないことがあるかもしれません。
また、「何をやってもダメと却下される」なら、具体的なプランや計画など、用意が不十分なら上司も安易に「OK」を出すわけにはいきません。
そのアイデアがどこかで見たようなことのあるものだったり、特別斬新なアイデアでもないなら、他の人が思いつかないような面白いアイデアを具体的に提示してみましょう。
またあなたが上司で、部下の態度に悩まされているなら、入社したての自分の姿を思い出してみて下さい。
「あぁ、自分にもこんな時期があったな。」など心に余裕を持つことで、部下にかける言葉も変わってきます。
また、女性の多い職場では「和気藹々」など、「仲良く笑顔で」といった職場も多いかもしれません。
働きやすさを考えるととても大切なことですが、そこに馴染めない人は変わり者扱い、仕事の時間にプライベートなことを話しているなど「お金を頂いている」視点からズレている人も見かけます。
職場は、あくまでも労働した対価としてお金を頂く場となります。
仕事を円滑に行うために、笑顔で仕事を行うことは大切なことですが、敵や味方を作ったりプライベートなことを持ち込む場ではありません。
自分を律し、いかに自分の持ち場で最大限の力を発揮させることができるのか?ここに力を注ぐことが大切です。
人間関係の悩み②友人関係
「学校の友人関係で些細なことが問題となってしまい、関係が悪くなってしまった。」
「長い間、友達だった相手とこれまで我慢してきたことが吹き出してしまい、喧嘩し、絶交してしまった。」
など、友達の間でも人間関係の悩みがあります。
もちろん、あなたがその相手を引き寄せている場合もあります。
友達は、互いに切磋琢磨していく上で、学びや感動、刺激を与え合う関係になることも少なくありません。
しかし、一度、友達関係にひびが入ることで、無視される、嫌がらせをされる、イジメにまで発展してしまうなどといったことが起こることもありますよね。
厳しい言い方になってしまいますが、その友達を引き寄せたのは、あなた自身なのです。
その友達に似たような部分や学びがあるからこそ、お互いに惹かれ合うのです。
しかし、一方で相手からあなたの嫌なところを指摘されることがあるかもしれません。
また、友達の嫌なところを「学び」として受け入れることや、場合によっては、指摘する必要があるかもしれません。
そこで、お互いに言われたことを受け入れるようなら、この先もずっと友達として関係を続けることができるかもしれませんが、相手に反発したり敵対視するように変貌してしまうこともあります。
このような場合、とても深刻な問題にまで発展してしまうケースもあるでしょう。
しかし大切なのは、友達もあなたの学びや成長の相手であり、「依存する相手ではない」ということです。
確かに、これまで仲のよかった相手と仲が悪くなってしまうと、悲しい気持ちや落ち込んでしまうことは当然です。
しかし、どこかで「その友達がいないとダメ」「ずっと親友だったのに」なんて気持ちに浸ると、より悲しい気持ちが込み上げ、友達から気持ちが離れなくなってしまいます。
友達はあくまでもお互いに磨きあえる相手だったり、成長させてくれる相手になります。
いい気分にしてくれる相手や、ずっと一緒に依存している相手ではないのです。
また、今の友達との関係が壊れたということは、この先には必ず「あなたの友達」としてあなたを成長させてくれる、学びあえる友達が用意されているのです。
つまり人間関係とは、その人との学びが終われば、あなたが成長し、また新たな出会いが用意されているということです。
これまで仲のよかった友達との関係が壊れたなら、まずは、ある程度修復できるよう努力してみましょう。
それでもダメなら、その友達から卒業すべきときです。
未練や執着を脱ぎ捨てて、相手の幸せを願い、あなたは新しい友達の輪を広げて行けばいいのです。
人間関係の悩み③恋愛
恋愛は、あなたを大きく成長させてくれる人間関係です。
最近では、「LBGTQ」といった男女間の恋愛ばかりではなく、同性愛はもちろん愛し方がわからないことにまで言及されるようになってきました。
しかし恋愛関係も、執着したり依存してしまうと、ストーカーなどに発展してしまいます。
その一方で、「好きかがわからない」といった、人を愛せる気持ちになれない若者がいることも確かです。
恋愛で人を愛することを学べば、器を大きく成長させることができます。
しかし、その学び方がわからなければ、人を愛する気持ちはおろか自分への愛情すら理解に乏しくなることもあります。
自分を愛する気持ちを育むからこそ、人を愛する気持ちや「利他愛」という大きな愛を持つことができるのです。
他人を愛せなくても、まずは自分を愛してみることや、自分が喜ぶことからはじめていきましょう。
また、彼氏や彼女に対して独占欲が強い場合、相手に依存しやすくなってしまいます。
「彼氏なしじゃ生きられない!」「常に恋愛していたい」など、依存してしまう人の多くは恋人を所有物のように考えてしまいます。
恋人をまるでブランド品かのように扱うことや、恋人を自慢したいなど自己顕微欲を満たしたいように見える人もいます。
恋愛においての人間関係も、依存や執着することなく人を愛してください。
また逆に他に愛情を向けられない場合であっても「他者を愛すること」は、ゆくゆくは自分を愛することへと繋がっていきます。
たとえその恋愛がうまくいかなかったとしても、相手の幸せを思い、別れを告げることも深い愛情なのです。
このようにさまざまな感情を学びの場として与えてくれるのが、恋愛関係なのです。
これまで、恋愛に振り回されている人は、相手へ依存していないか?相手にとって都合のいい人になっていないか?自分を大切にしているか?など振り返ってみましょう。
そうすれば、恋愛での人間関係の悩みも前向きになれますよ。
人間関係の悩み④家族
家族は、学びの濃い相手が集まります。
なので、仕事や友達、恋愛においての人間関係とは少し違い、より濃い学び相手と言えるのです。
また、親戚など親族も広義で言えば同じような課題を持ち合わせた集まりと言えるでしょう。
兄弟喧嘩や嫁姑問題、遺産相続にいたるまで家族の問題はさまざまですよね。
しかし、家族と言えども「家族に対する甘え」や「依存」があるからこそ、問題が起きる原因になっています。
親は自分の子どもを「もの」のように扱ったり、所有していると思っていることがあります。
いうことを聞かなければ、叩く、無視する、これらがいづれ虐待へと繋がってしまいます。
しつけという枠を超えてしまい、暴力だけが一人歩きしてしまうのです。
また、逆に親に対して「ガチャ親」などといった言葉がピックアップされていたこともありますが、親のもとに生まれることをガチャガチャにたとえた表現には驚きました。
現実的な考えが大切なことはもちろん理解していますが、ここからは少し、スピリチュアリズムの視点からお話しますね。
「お金持ちの家に生まれたからラッキー!」「貧乏な親のもとに生まれて不幸」だなんて、考えは全く違うのです。
子どもは、親を選んで生まれてきています。
それは前世でクリアできなかった課題を、この親のもとならクリアできると強く願い、氏神様があなたを今の土地に呼び寄せたのです。
なので、お金持ちの家に生まれるにしても、前世でお金に苦労した人生だったので、今世ではお金の扱いを学ぶ課題を持って生まれてきていることもあります。
また、貧乏な家庭に生まれた子どもは、今世では「お金がなくても、本当の幸せを見つける」ことが課題だったり、「一からお金を稼いで、世のため人のために使う大切さを知る」ことが課題だったりするのです。
その課題は、自分で見つけなければならない課題です。
今世の親のもとに生まれたあなたは、親や家族から学ぶべきことがたくさんあり、互いに依存するのではなく、成長するために家族として生まれてきているのです。
まずは、家族に対する依存や理想を求めることはやめましょう。
家族がいても、自立できる人生を歩むことが本当の幸せにつながるのです。
人間関係の悩み⑤お金
「お金の悩みは、人間関係とは違う」と言う方がいます。
しかし、この世に生きている人は全て、お金との関係を切ることができません。
そのお金を扱っているのは、人間です。
なので、一概に、お金の悩みは人間関係とは全くの別物だと切り離してしまうのも違いますよね。
とはいえ、お金はただの道具にしかすぎません。
お金をどう扱うかによって、その後の人間関係も変わってくるのです。
お金を使いすぎる人の多くは、「自分を着飾ることで、安心する」「イライラしたときは、お金を思いっきり使うと、スッキリする」「ブランドを持てば、相手を見返すことができる」「ギャンブルで一攫千金を狙いたい!」など、心とお金の使い方は連動しています。
また、心が不安定になっていたり、愛情が足りないと感じるとき、また寂しさを覚えたときにたくさんのお金を使うのではないでしょうか?
心の状態が健全でない状況では、お金を使ったり、物を買うことでその穴を埋めようとしてしまうのです。
そんなときは、今の心のあり方をよく観察してみましょう。
「愛が足りないのか?」「寂しいのか?」「悲しいのか?」どんな気持ちになっているのか確認したら、次は、その心を癒していく必要があります。
心を癒すことができれば、無駄にお金を使ってしまうことや、お金に執着してしまうことも少なくなるでしょう。
それと同時に、お金がなくても「幸せを感じられる心」が大切です。
もちろん、生活できないような貧困がいいとは言えませんが、お金をかけなくても楽しめる方法を自分で見つけることがポイントなのです。
また、お金を稼ぐことができるなら、私利私欲にお金を使うのではなく、世の中に役立つようにお金を使いましょう。
お金に振り回されるのではなく、お金をいかにうまく使えるかが大切です。
お金に振り回される人は、まずは今の心の状況を分析していきましょう。
そこから、あなたの心を整理していくことで、悩みの解決や癒しになるでしょう。
これを繰り返していくことで、人間関係での悩みも軽くなっていきますよ。
悩みのほとんどは人間関係相手の嫌な部分は、あなたの『うつし鏡』
人間関係で不快に感じたとき、まずは、その心を見つめてみましょう。
相手の嫌なところや不快に感じるところは、あなたの心がそこに反応し、不快に感じる部分は今のあなたを映し出しているのです。
たとえば、あなたが苦手に感じる人が大きな声で笑う姿を見て、嫌だと感じる場合…
実はあなたも人前で楽しく過ごしたいと思っていることや、周りに明るく振る舞えることを羨ましいと思っているのかもしれません。
このように、心が反応する相手とあなたは「うつし鏡」の関係なのです。
相手の嫌な部分は、あなたの心を通してあなたに教えてくれているのです。
それを拒否したり、無視することはおすすめできません。
そんなときこそ、あなたが成長できるチャンスなのです。
人間関係での悩みを、「ただの悩み」で終わらせてしまうのではなく、それをステップに、あなたの成長へと繋げていきましょう。