私たちに死後の世界は存在するの?
死後の世界は、天国と地獄に分かれているわけではありません。
現世で、たましいのレベルに応じた差別界へと平行に移動して行くのです。
では、どのように死後の世界へと向かってゆくのでしょうか?
死後の世界
私たちはこの世でのカリキュラムを終了し、卒業したらどこへ向かうのでしょうか?
現世から、幽現界へ
現世に住む私たちが死を迎えたら、次に向かうのが幽現界です。
この、幽現界という世界は、今私たちが生きている現世と幽界が重なる世界へと移行していきます。
現世で起こる霊的現象は、すべて幽現界にいる たましい や自然霊です。
現世での未練が残る たましい は、なかなか浄化ができず「未浄化霊」となり、この世とあの世を彷徨うこととなります。
幽界
幽現界での未練などもなくなり、浄化した私たちの たましい は、次に幽界へと向います。
幽界での私たちは、まだ現世のままの姿で、個性も残っています。
そして、霊界へと向かうため、その個性をも脱ぎ捨てて、浄化しながら霊界へと進んでいくのです。
霊界
霊界に来た たましい は、それぞれの たましい のレベルに合った差別界へと、平行移動していきます。
そこの世界では、大きくわけて上層部、中層部、下層部に分かれていますが、かなり細かな分類に分かれており、その中でも上層部はサマーランドと呼ばれるような天国に似ているとも言われています。
そして、下層部は、物質的な価値観の強い人たちが集まるところになりますので、地獄のようにたとえられることもあるようです。
高級自然霊界
高級自然霊界は、私たちが行けるところではありませんが、神界の下には高級自然霊界も存在しています。
この、高級自然霊は一度も物質として現世に降り立ったことのない霊のことです。
高級自然霊の中には、龍神さまや天狗さま、弁天さま、稲荷さまなどがおられます。
なので、私たちのように現世においてカリキュラムをこなしているのではなく、私たちの世界を見守っていたり、私たちの行いによって過去や未来を司る役割などもこなしていると言われています。
神界
私たちが浄化向上を目指す目的は、最終的に神界へと進み、溶け込んで行くためです。
気が遠くなるような時間を費やし、私たちはグループソウル全体で神界へと進んでいくことを目的としています。
とは言っても、私たちはまだまだ未熟な存在です。
何度も何度も再生を繰り返し、課題やカリキュラムをこなさなければならないこともたくさんあります。
そして、一ミリでも神界に近づけるよう、私たちは日々学び、浄化していくことを目指しているのです。
死後はたましいのレベルに合った差別界へ
死後の世界は、グラデーションのように各界へと進んでいきます。
私たちが浄化していくごとに、それぞれの階層へと進んでいくのです。
そして、もっとも重要なことは現世での学びがいかに大切であるかと言うことです。
世のため、人のために尽くし仕える人の たましい の浄化も早いと言えるでしょう。
しかし、物質的な価値観や考えの「今だけ金だけ自分だけ」のような生き方では、なかなか浄化できることもありません。
今を生き抜けば、それに見合うレベルの階層へと進むことができるのです。
あの世へ行けば終わりではなく、あの世へ行くことこそが「本当の世界の始まり」ということを忘れないでくださいね。
どんな時代が訪れても、さまざまなことに感謝し、常に自分を振り返り、そして受け入れ、ポジティブに真っ直ぐに進んでいきましょう。