「幸せ」って一言で言うけど、人の幸せは人それぞれじゃない?
人には個性があるように、人によって「幸せ」も人それぞれ。
私たちが感じる「幸せ」とは、本当の意味での幸せでしょうか?
今回は、「真の幸福」について、考えていきましょう。
真の幸福が得られない人の特徴
本当の幸せを考える前に、真の幸福が得られない人の特徴について考えていきましょう。
真の幸福が得られない人の思考①自分だけ幸せならそれでいい
「自分の幸せ」だけを願って生きている人は、人を大切にすることができません。
いつも自己利益のもとに行動しているので、相手の気持ちを考える想像力も欠落しているのです。
そして、何より寂しいことは「他人と分かち合う喜び」を知らないこと。
真の幸福を考えたとき、自分だけ幸せならそれでいいと言った考えでは、結局は自らを孤独の淵に立たせることとなるのです。
真の幸福が得られない人の思考②今しか見ていない
「今が大切だから、先はあまり考えられない」
それは、ごもっとも。
今を一生懸命に生きることはとても大切なことです。
しかし、地球が汚染されているように、私たちの今の暮らしだけが良ければ、それでいいのでしょうか?
今はお金に余裕があるからといって、将来のことも考えずにお金を使い込んでしまい、いざという時のお金もない状態で大丈夫なのでしょうか?
今しか見ていない思考は、ある意味ではとても大切なことですが、選択を間違えると未来にとんでもない結果を招いていくことにもつながります。
もっと、大きな視野をもち、良い波長で良い種まきをしていくことで、のちにあなたのもとに本当の幸福が帰ってくるのです。
真の幸福が得られない人の思考③失敗を恐れる
私たちは、この世での学びを得るため、この世に生まれてきています。
失敗を恐れる心は、裏を返せばこの世での学びを拒否していることにもつながります。
失敗したとき、「周りに知られたくない」「惨めな姿を見せたくない」などと考え、挑戦すらできていない人もいるようです。
厳しい言い方になりますが、人目を気にしている生き方では、見栄えばかりを気にしてしまい、あなた本来の姿を隠してしまい、たましいの成長を遅らせてしまいます。
また、この世で課題をクリアできなければ、来世もまた同じような環境で生まれ、その課題がクリアできるまで何度も何度も繰り返されるのです。
そして、失敗の数が多いほど、人は磨かれ、深みのある人間になり、その人の人生が輝き出すのです。
失敗を恐れない姿は、純粋で真っ直ぐに今の課題に取り組む姿に映り、ときには周りに感動を与えます。
何かにチャレンジするとき、何かを言い訳にしたり、チャレンジする人をバカにしていては、それこそあなたの成長を停滞させるばかりでなく、あなたの心まで蝕んでしまうでしょう。
真の幸福が得られない人の思考④Give&Takeを重視している
一見、Give&TakeやWinWinを重視していることはいいことのように思われがちです。
しかし、裏を返せば、見返りを求めてしまうことにもつながります。
「私は、これだけでしてあげたんだから、これくらいはしてね。」と言った具合です。
あなたに少しでも、相手に求める気持ちがある限り、あなたが本当の意味で幸せになることはできません。
たとえあなたが、相手に何かをしてあげても、見返りを求めないことです。
あなたを本当に大切に思っている相手なら、言葉や行動などでお礼を考えるでしょう。
しかし、自分だけの利益しか考えていない相手なら、あなたにお返しすることはありません。
そんな相手を引き寄せたのは、あなたの波長。
あなたも相手を本当に大切に思っているなら、見返りは求めないでしょう。
真の幸福を得らえる人の特徴
本当の幸せを得られる人には、どんな特徴があるのでしょうか?
もし、あなたにない特徴があるなら、まずは、あなたにない部分を意識して過ごしてみてくださいね。
真の幸福を得られる人の特徴①進んで分け与えられる
素敵なものを見たとき、素敵なものに出会ったとき、進んで人に分け与えられる人は幸せになれる人です。
たとえば、身近なことで言えば、お得情報を知ったとき、その情報を共有することはありませんか?
そこで、「こんなお得な情報を1人でも多くの人に教えてしまうと、自分のお得が減ってしまうかも…だから、教えるのをやめよう。」となる人は、自ら不幸の種を蒔いてしまう人です。
逆に、お得な情報を聞いても、進んで人に教えられる人は、自ら幸福の種を蒔ける人なのです。
つまり、幸せを共有できる人、分け与えられる人というのは相手のことを思い、行動していける人。
だから、結果的にいい種を撒くことができるので、真の幸福を得ることができるのです。
真の幸福を得られる人の特徴①人に寄り添うことができる
自分に目が向いている人は、相手の気持ちを考える想像力に欠けてしまいます。
そして、自分がしてあげたいことと相手がして欲しいことに気づくことができません。
相手を幸せにできる人は、相手がどのようにして欲しいのか理解できる人。
そして、相手の心に寄り添うことができる人。
人の心に寄り添うことができれば、相手の痛みや悲しみも理解し、受け入れることができるのです。
そして、争い・妬み・嫉妬などの相手の弱さに気づき、寄り添うことができるので心に平和が訪れるのです。
本当の幸せを得たいなら、心の平和を取り戻すことから始めましょう。
真の幸福を得られる人の特徴③いつも笑顔で明るい
いつも笑顔で明るい人は、周りも元気にするだけではなく、苦労も感じさせません。
人の醜さや、弱さ、痛みなどを経験しているからこそ、人にも優しく、笑顔でいることができるのです。
しかし、表面だけでよく見せようと笑顔でいる人は、言葉、思考、行動のどこかに必ずボロが出てしまいます。
辛い過去や経験を乗り越えてきたからこそ、明るく振る舞い、いつもポジティブで素敵な笑顔に多くの人が魅了されるのです。
そして、周りを幸せにできる人は、周りからも大切にされ、辛い経験もポジティブに変えることができるので、本当の幸せを得ることができるのです。
真の幸福を得られる人の特徴④孤高に生きている
本当に幸せな人は、誰かに依存せず自律し、孤高に生きています。
誰かに頼る人生や、依存している人生ではあなたの大切な人生を委ねていることになります。
自己責任のもと、しっかりと自分の人生を生きている人は、他人の責任にすることもありません。
自分自身で人生を切り開いているからこそ、人生が充実し、楽しいものとなり、たとえひとりの時間も大勢と過ごす時間でも、どんな時でも有意義に過ごすことができるのです。
真の幸福を得られる人の特徴⑤全てを受け入れている
あなたに起こるすべてのことは、あなたが引き寄せたこと。
これを理解して生きている人は、すべてを受け入れて生きています。
自分の課題であることにもかかわらず、目の前のことを受け入れられず、生きている人はどこか他人のせいにしていたり、可哀想な自分に酔いしれているところがあるかもしれません。
たとえ、悲しみや絶望する出来事に出会ったとしても、いつか必ず、その事実を受け入れ、前を向いて歩いていくことができれば、あなたは今よりもっと強い人になれるでしょう。
そしてすべてを受け入れている人は、自己責任で生きることができ、他人に振り回されることもありません。
自分の人生は自分で切り開いていくことを、自ずと理解していることから、孤高に幸せに生きていくことができるのです。
真の幸福を得られる人の特徴⑥感謝することを忘れない
感謝はどんなときでも大切です。
そして、感謝することは、その人の人間性をも表します。
どんな些細なことにも感謝する心は、些細なことも幸せに感じることができる人。
誰もがわかるような素晴らしい幸福しか感じられない人は、些細なことや些細な幸福にも気づくこともできません。
感謝する人は、そんな繊細な心でありながら、誰にも依存することなく、自由に生きていける幸せな人なのです。
あなたの思い・言葉・行動に愛を込めて生きれば、真の幸福を得ることができる
あなたが今、「幸せではない」と感じているなら、それはあなたの受け止め方を変えてみるチャンスです。
今ある幸せに気づけない人は、どんな幸せにも気づくことができません。
そして、あなたのエネルギーである思いがネガティブなものになっていないか?つねに確認してください。
あなたが発する言葉に気をつけ、愛ある行動ができているか確認しながら、行動を変えていくことです。
これらを意識するだけでも、幸せな人生へと変えていくことができるのです。
今ある幸せを見つけながら、より真の幸福へとあなたの人生を変えていきましょう。