「カルマ」とか「因果応報」とか聞くと、ちょっと怖い…
現世にカルマや因果応報が存在する意味をご存知でしょうか?
そして、なぜ、私たちは、自らのカルマや因果応報という自然の摂理に組み込まれた法則に振り回されるのでしょうか?
本記事では、カルマ・因果応報が起こる理由・意味を解説していますので、ぜひ参考に、あなたの生活に活かしてくださいね。
自ら蒔いた種は、自らが刈り取る
あなたが起こした出来事は、いずれ回り回ってあなたに帰ってくるのです。
たとえば、あなたが、誰かの悪口を言えば、その悪口が回り回って形を変えてあなたの元へ帰ってきます。
「口は災いの元」という言葉があるように、伝言ゲームと同じで、関わった人の主観が入ることでその内容すら変わってしまうことがありますよね。
でも、それって、人それぞれが、自分の正しきこととして行っていることもありますので、一概に全てを否定できるわけではありません。
しかし、事実と異なり、全く違ったことを言われているとなると、ちょっと複雑ですよね。
そして、内容によっては刃物のように、人を傷つけてしまいます。
なので、言葉には十分に気をつけ、悪い種を蒔いてしまわないよう心がけ、過ごすことが大切なのです。
カルマとは?
カルマとは、「因果応報」のもとであり、あなたの想念や思念が霊的なエネルギーを放ち、それらが何らかのかたちとなって、あなたのもとへ帰ってくる法則のことです。
「カルマ」と聞くと、ちょっと怖く感じてしまう方もいますが、悪いことばかりを伝える内容のものも多いため、誤解されてしまう部分もあるようです。
「自己責任」が大切な理由
カルマや因果応報ばかりでなく、すべてのことにおいて「自己責任」が大切になってきます。
そして、「自己責任」と聞くと、「自立」とか「自律」といったキーワードが浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
「耳が痛い」と感じる人がいるかもしれませんが、あなたの行う行動すべては、いずれ、あなたが責任を取ることになります。
あなたの人生はあなただけのもの。
だからこそ、誰かの責任にしたり、他人に振り回されていては、あなたの人生を生きることができないのです。
そして、あなたの想いや行動すべてがあなたのもとへ帰ってくるなら、他人を大切に思うことは、いずれあなたが誰かから大切にされる結果をもたらすのです。
このことから、他人を大切に思うことは自分を大切に思うことと同じと言えるのです。
カルマ・因果応報は、人以外に地域や国、地球でも働く作用
カルマ・因果応報は、あなたやあなたの家族、友人、職場の人など、全てに作用しています。
この作用は、実は、人以外に、あなたの住んでいる地域、県、国、そして世界や宇宙まで…と、ずっと働いているのです。
私たちがこの国に生まれたこと、この家族として生まれたことは前世からのカルマが働いていることも珍しくありません。
そして、このカルマをそれぞれが分担しながら背負い、他国で起きていることも自分ごととして考える視点こそが大切なのです。
すべてはグループソウルとの深いつながりがあり、波長で引き寄せたものの影響を受けながら、運命を切り開いているので、カルマだけの単体で作用しているわけではありません。
すべてにおいて、時間も空間も全てが複雑に絡み合い、連動しながらカルマ・因果応報という作用も働いているのです。
良い行いは、良い行いで返ってくる
カルマ・因果応報は、悪いことばかりではなく、良い行いをすれば、当然、良いこととしてあなたに帰ってきます。
そして、あなたが、誰かに優しくすることは、ポジティブな想念やエネルギーであることから、波長を高めることにもつながります。
たとえ、誰かからマイナスのエネルギーや波長を受けたとしても、あなたがそのエネルギーに反応しなければ、波長が下がることはありません。
そこで、あなたが反応してしまうことによって、波長を下げてしまったり、誰かにネガティブな想念やエネルギーを発してしまうことが、悪いカルマを生んでしまうのです。
なので、いつもポジティブで高い波長を意識し、良い行いを心がければ、良い想念やエネルギーが回り回ってあなたに帰ってくるでしょう。
カルマ・因果応報の法則を理解し、実践していくこと
カルマ・因果応報の法則があるからこそ、私たちは自分たちの欠点や未熟なところに目を向けることができ、そして学び、成長し、たましいを輝かせることができるのです。
あなたの行いは、寸分の狂いもなく、あなたに正確に帰ってきます。
カルマがなけれな、その未熟な部分に気づくことができず、成長できないままでいることでしょう。
私たちが現世に生きる理由は、私たちの たましい を輝かせるためです。
カルマ・因果応報は、少しでも私たちの心の成長につながるよう、与えられた深い愛のギフトなのです。